映画『人数の町』の考察やラストの意味は?【ネタバレ注意】

あなたにとっての自由とは? 幸せとはなんですか?
社会から逸脱した人間を言葉巧みに誘い、名前や個性を剥ぎ取り、簡単な労働を与える代わりに生活を保障する奇妙な町を描いた映画『人数の町』。さまざまなテーマが絡み合った興味深い物語です。
この記事では、2020年9月4日に公開された中村倫也さん主演の映画『人数の町』を、もっと楽しむための考察やラストの意味を解説します。
あらすじや見どころから感想まで、作品の魅力もたっぷりお届けします。
映画『人数の町』の作品情報・概要

映画『人数の町』は、衣食住が保証され快楽を貪ることも出来る謎の町を舞台に描くディストピアミステリーです。
本作は新たな才能を発掘するために立ち上げられた「第一回木下グループ新人監督賞」において、応募総数241作品の中から準グランプリに選ばれた作品を映画化したもの(ちなみにグランプリは、吉沢亮主演で映画化された『AWAKE』)。
主人公・蒼山役を中村倫也さんが演じるほか、石橋静河さん、本作が映画初出演となる立花恵理さん、山中聡さんなど個性派俳優陣が勢ぞろいしています。
監督・脚本は、松本人志さん出演による「タウンワーク」のCMやMVなどを多数手がけ、本作が初長編監督デビューとなる荒木伸二監督です。
映画『人数の町』のあらすじ
もしかすると、どこかに存在するかもしれない、ある奇妙な”町”。そこは果たして理想郷か、それとも……。
借金取りに追われ暴行を受けていた蒼山哲也(中村倫也)は、黄色いツナギを着た謎の男(山中聡)に助けられる。
ポールと名乗るその男は蒼山に”居場所”を用意してやると言われ、言われるがままについていく。蒼山のことを「デュード」と呼ぶその男に誘われ辿り着いた先は──ある“奇妙な町”だった。
町の住人はツナギを着た「チューター」たちに管理され、簡単な労働と引き換えに衣食住が保証される。それどころか、町の社交場であるプールで繋がった者同士でセックスの快楽を貪ることも。
そこでの労働とは、たとえば、選挙で指定された人間の名前を書くこと、SNSで指定されたアカウントの賞賛や中傷をすること、デモへの参加……。いったい、何のために? 誰のために?
住人たちは何も知らされず、何も深く考えずにそれらの労働を受け入れ、奇妙な町での時間は過ぎていく。
ある日、気ままな生活を謳歌していた蒼山は、行方不明になった妹を探しにやって来た紅子(石橋静河)と出会ったことで、その運命は変わり始める──。
映画『人数の町』の登場人物・キャスト紹介

借金で首がまわらなくなり、奇妙な町に連れて来られた主人公・蒼山哲也を演じるのは、さまざまな映画やドラマで主演を務めてきた中村倫也さん。
映画『水曜日が消えた』では一人七役を演じ、連続テレビ小説『半分、青い。』での好演が光るなど、その卓越した演技力で多くの人を魅了してきました。
どんな役にも染まる中村さんは、本作でも難しい役どころを見事に演じていますので、注目してみてください。


力強い瞳が印象的なヒロイン・紅子役は、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』で主演を務め、近年話題作の活躍目覚ましい石橋静河さんです。
令和版「東京ラブストーリー」では赤名リカ役を務め注目を集めました。

主演の脇を固めるのは、連続ドラマW『ダイイング・アイ』にて女優デビューし、本作で美しくも謎を秘めた住人・緑を演じたViVi専属モデルの立花恵理さん。
彼女は今作映画デビューでありながら、堂々とした演技で素晴らしかったです。

そして、数々の映画やドラマに出演してきた本作のキーパーソンとなるチューター・ポールを演じたのは山中聡さん。
以前ご紹介した『映像研には手を出すな!』の映画にも出演しています。

50歳で初長編映画デビュー・荒木伸二監督
別に映画監督になりたかったわけじゃないんです。自分は撮りたい映画を撮りたかっただけなんです。
「MOVIE WALKER PRSS」(https://moviewalker.jp/news/article/1006517/)
脚本・監督を務めたのは、CMプランナー・クリエイティブディレクターとして数々のCMやMVを手掛けてきた荒木伸二さんです。
『人数の町』は荒木監督が、第一回木下グループ新人監督賞の準グランプリを受賞したオリジナルストーリーで、初の長編映画作品となります。
「別に映画監督になりたかったわけじゃない。映画を撮りたかっただけ」と、あるインタビューで語っていた荒木監督。
四十代になってからシナリオスクールに通い、脚本のコンクールに応募し続け、テレビ朝日21世紀シナリオ大賞優秀賞、シナリオS1グランプリ奨励賞、伊参映画祭シナリオ大賞スタッフ賞、MBSラジオドラマ大賞優秀賞など、数々の賞を受賞してきた経歴の持ち主。
そして第一回木下グループ新人監督賞の準グランプリを受賞し、初監督作品を撮るチャンスを掴み取り映像化されたのが『人数の町』です。
映画『人数の町』の見どころ・注目ポイント

映画『人数の町』は謎めいて、それが魅力的な作品です。
幼少期から多数決が苦手で、人間が「人数」に変わるときに恐怖を覚えていたという荒木監督。そんな彼の深層心理が詰め込まれた本作の見どころをご紹介します。
俳優・中村倫也
ぜひとも注目してほしいのが、主人公・蒼山の表情です。
蒼山は物語が進むにつれてどんどん変わっていきます。成長(?)していきます。ある意味この映画は、主人公の成長物語とも捉えることができるかもしれません。
話が進んでいくと蒼山の魅せる表情が変化していくのですが、中村倫也さんは蒼山の人間としての変化や成長を繊細に演じています。役者さんのすごさを感じさせられますよ。
最初は借金取りに追われ、人生を諦めたような表情を。そこから町に連れて来られ、当初、蒼山はなんとなく不安げな表情をしていました。
ですが、次第にその町に染まっっていき、ぼーっとした表情へと変わっていくのです。その様を中村倫也さんは自然体で演じています。
妹を探しに来た紅子と出会い、そこから蒼山の運命は変わりはじめ……。愛する紅子とその姪を命がけで救おうとする覚悟の表情へと変化します。
そして物語のラスト、これまでとはまた違った何かを達観したかのような表情を魅せるのです。
一つの作品で中村さんは、さまざまな表情で演技をしています。
蒼山という役は、そこまで感情を激しく表現する人物ではありません。そんななか、多様な表情を魅せなければいけないのはとても難しい役どころだったでしょう。
そんな難しい役どころにも関わらず、中村倫也さんは見事に演じきっていたのだから驚きです。あらためて俳優・中村倫也のすごさを実感させられました。
主人公・蒼山の表情に注目して観ると面白いかもしれません。

人によって見え方が異なる
登場人物やこの作品自体が、人によって見え方が全然違ってくると思います。
観る人の思い思いに解釈して楽しむことができる作品です。それぞれの置かれている状況によって見え方は無数。
社会から逸脱した者にはユートピアのような環境に思えるでしょうが、社会でまともに生きている人からしたらあんな生活は、ディストピアそのものにしか見ないでしょう。
あえて明かさないこともあり、その余白があることで創造性を刺激してくれます。余白(考える隙)を含めて観客がどう解釈するかでさまざまな見え方ができるのです。
あるインタビューで荒木監督は「観客にできるだけ能動的に映画から情報を取ってもらいたい」と話していたのが印象的でした。いい意味で観客に投げてしまうところは本作の特徴でしょう。
影で支えるキーパーソン・四宮秀俊 撮影監督
映画には制作を統括する映画監督のほかにも、映像の関することをすべて担う「撮影監督」がいます。
撮影監督とは、わかりやすく言うと、
野球で言うところのヘッドコーチや打撃コーチといった特定の部門を指揮する人。
『人数の町』で撮影監督を務めたのは、『きみの鳥はうたえる』や『ミスミソウ』、『さよならくちびる』など、数々の作品を担当してきた四宮秀俊さんです。
『きみの鳥はうたえる』では第73回毎日映画コンクール撮影賞を、『さよならくちびる』では第41回ヨコハマ映画祭撮影賞を受賞している卓越した才能の持ち主。本作では第42回ヨコハマ映画祭撮影賞を受賞しています。
そんな四宮さんが担当した『ミスミソウ』を観たことがあるんですが、映像からその場の空気感とかがこれでもかってくらいひしひしと伝わってくる映画でした。
『ミスミソウ』は残酷で残虐な作品なんですが、どこか透き通った映像でおもわず見入ったことをいまでも覚えています。
本作でもその映像表現は健在。観る人をぐーっと引き込んでくれます。
四宮さんが手掛けた作品は、物語の世界に漂う空気感を伝えるのが本当に秀逸なんです。映画に限らずYouTubeの動画でも、映像がイマイチだと見る気が失せませんか?
映像は観る人の気持ちを動かす重要な要素です。映像美に長けた作品は観る人の心を動かします。これを機に、撮影監督に注目するのも映画を楽しむうえで面白いポイントかもしれません。
そもそも撮影監督とは
映画監督の仕事は、俳優の演技からセリフまわしの流れ、衣装の色、ヘアメイクの雰囲気、カメラアングル、美術のデザイン、編集に至るまで、決めなきゃいけないことや考えることが山ほどあります。
そんな膨大な作業の中でもとくに映画監督が大事にしないといけないのは、目の前のシーンの演出です。
つまり、演技の流れや感情の流れといったことを一番に考えて俳優さんたちのいい演技を引き出すこと。
それが映画監督の最も大事な仕事で、そうなったとき、カメラのことや映像がどうなるかということまで手が回りません。
「カメラを少し右にずらして」とか、「もう少し明るい照明で」といった細かいところまで考える余裕がないので、映像にまつわることすべてのことは専門のプロに担ってもらう──それが「撮影監督」なんです。
もちろん、全体の采配は映画監督が決めますが、映像に関しては撮影監督に任せているそう。
映画『人数の町』の感想と考察(ネタバレ注意)

映画『人数の町』の感想とあわせて、物語キュレーター・つじひろの考察もご紹介します。
僕は毎クール8〜10作品ほどのドラマを視聴し、3〜5作品のアニメ観て、さらにサブスクで毎月5〜8本の映画を鑑賞しています。
また、毎月1〜2冊の小説を読んだり。もちろんマンガも好きで(学生時代はよく読んでいました)、とにかく物語が大好きです。
独特の世界観に好奇心をくすぐられる
映画『人数の町』は奇妙で謎めいていて、そこがとても魅力的。その好奇心くすぐられる独特の世界観が個人的にはすごく好きです。
ミステリアスな人に惹かれてしまう感覚に近いでしょう。人間の知らないことを知りたいという欲求を巧みに引き出し、観る人をぐっと引き込む世界観は見事だと思います。
『人数の町』はいままでにないユニークな物語。ほかの作品では決して味わえない世界観で、読書好きとしては、ノベライズしてほしいほど気に入っている作品です。
不気味な空気感に包まれた映像の中で、町の住人たちはわりと楽しそうで……。
管理されているにもかかわらず、どこか自由に生きている住人たちを見ていると感覚がズレてきます。「あれ、もしかして、良いところかも」と。
もし、あの町が現実に存在したら──そう考えるゾッとします。
でも、なんだか興味は惹かれます。あの町で過ごしてみたいな、と安易ながらも考えてしまう自分もいるから怖いです。
別にいまの生活に不満があるわけではないのですが、好奇心旺盛な人間にとってはその生活を体験してみたくなります。
きっとそう思わせるのは、SF的でありながらもどこか現実的で、もしかしたらあんな町が本当に存在するのかも、と思わせるリアリティさがあるからでしょう。
パクチーのような癖のある映画
『人数の町』はなんか癖になる感じの映画です。
パクチーのような。二、三回観ていますが、なぜか定期的に観たい衝動に駆られます。
でも……人を選ぶというか、万人受けする作品かと聞かれれば首を横に振ってしまうような映画かもしれません。
映画レビューサイトでも5段階中3という評価で、良いと評価もあれば、微妙だったという意見もありましたから。
きっとハマる人はめちゃくちゃハマると思います。僕のように。
もとの一般社会に戻りたいとは思わないのだろうかと考えたくなりますが、その町の住人たちは一般社会から逸脱した人たち。外の世界に居場所はなく、人数の町で暮らすしかない。
町では簡単な労働さえすれば、何不自由なく生きいける。何かに追われることもなく、怯えることもない。安心して生活できる環境に、何の不満も持たないのは当たり前のこと。
人が”数”として扱われる恐怖
人が”数”に変わる瞬間、恐怖を覚える。
「人間が“人数”になるということに対する恐怖」本作の着想は、人の頭数を数えることにゾッとした経験からだったことだそうです。
コロナ禍で毎日、情報番組では感染者数が伝えられる。”個”はなく、”人数”としてひと括りで扱われます。
個々で症状が異なるのにも関わらず(重症だったり、軽症だったり)、感染者“数”として伝えられる。当たり前のことなんですが、なんか違和感が……。
おそらく、こちら側がどうそれを受け取るかが問題なのでしょう。
「感染者数:〇〇人」とそのまま受け取るのではなく、その中には軽症の人や重症で辛い状況の人だっているんだ、というように解釈しなければならないんだと思います。
この映画を観たあと、このようにものの見え方が変わる面白さがあります。
人数の町では個人としてではなく、数の中の“一つ”として扱われます。だからお互い名前では呼ばないですし、名前も知りません。
なぜ、蒼山はチューターから「デュード」と呼ばれているのか。
「デュード」とは、英語で相手を呼ぶときに「おまえ」というニュアンスで使われることがあるらしいです。
つまり、住人たちは”数”として扱われているため、そこに“個”はないのです。だからチューターからは「デュード」と呼ばれていたのでしょう。
そして住人同士で「フェロー」と呼び合うのも同様のことだと思います。
「フェロー」は英語で「仲間」や「同僚」といった意味があるそうです。人数なのですから名前なんていらない。だから住人同士では「フェロー」と呼び合う、のだと思います。
名前がないって、人として大事なものが奪われた感じがしますよね。
実はディードはみんなは、色に関する名前を持っています。蒼山、紅子、緑、灰谷、眞白、モモ、紺野、橙、黒田、と。
これは十人十色という言葉があるように、人は個性を持っていて、それぞれの“色”を出すという考え方からきているそうです。
しかし、町に来た人はみんな、名前(色)で呼ばれることはなく、互いを「フェロー」と呼び合い、チューターからは「ディード」と呼ばれる。
彼ら彼女たちにとっては“自由”と思える幻想を与える代わりに、個性を奪われ……恐怖を感じます。
一般社会では生きづらい人々が”個”を捨て、”人数”として暮らす。それが人数の町。
怖いけど、彼ら彼女たちにとっては楽園とも言える居場所なんですから、なんだか複雑な気持ちに……。
あなたはどう感じましたか?観客に解釈を投げてくる映画
観る人によっていろんな捉え方ができる作品だと思います。
観た人に考える隙を与え、人それぞれいろんな解釈をし、無数の答えが生まれる。『人数の町』とはそんな映画です。
映画に限らず、わかりやすい作品が増えているなか、この作品は結構挑戦的ではないでしょうか。
絵画などのアート作品を鑑賞するのに似ているかもしれません。アートを楽しむようにこの映画を鑑賞すると面白いと思います。
アートの楽しみ方を知らない方は「14歳からのアート思考」という本を読んでみてください。アート思考を鍛えてもう一度本作を観ると、新たな発見があり面白くなるはずです。
本作を初めて鑑賞したとき、「どう解釈すればいいのだろう?」「一体、なんだったんだろう」というモヤモヤした気持ちになりました。でも見終わった後、「どう受け取ったらいいの?」「あれってなんだったんだろう?」という感覚を持ち帰るのも映画鑑賞の楽しみの一つ。
個人的には本作のような謎が謎のまま終わる物語が意外と好きです。どう受け取るかは観た人に委ねる感じがいい。
学生時代は嫌いだった宿題のようだけど、観た人が持ち帰ってその人自身が物語の余白を想像する。余韻を楽しむ空白が用意され、自分なりの答えを見つけていくところが面白いです。
「パーカーとは?」「”美しい景色”とは?」謎は謎のままで、そのわからないをどう楽しむか。
観た人がそれぞれ持ち帰って、「あれはなんだったんだろう?」とか「あれってこういう意味だろうか?」といったように能動的に楽しむことができる、“映画館だけで終わらない”作品です。
人によっては「なんかよくわからなかった」となるかもしれません。
でも、それでいいんだと思います。正解を見つけなくても、自分なりの答えを見つけられれば。
ラストが意味することとは?
18世紀のフランスで活躍した哲学者・ジャン=ジャック・ルソーは“生きる”ということについてこう説いている。
生きるとは呼吸することではない。行動することだ。
哲学者・ジャン=ジャック・ルソー
生きるということは、ただ生きるために呼吸をすることではなく、何かしらの目的のために命を使い行動することだと、ルソーは説いています。
つまり、目的を持ち行動することが生きるということであり、そうでなければそれは、死んでいるのに等しいということ。
町の住人たちは、とくに目的も持たず、ただ淡々と毎日を過ごしているように見えるから、彼ら彼女らは死んでいるに等しいのではないでしょうか。
もとの一般社会では戸籍はなく、そういう意味でも死んでいることになります。
生きていると何かしらのルールに縛られているしょう。しかし、死んだ者にはなんのしがらみもなく、囚われることもない。
つまりそれは、“自由”を意味するのかもしれない。
ラストで、蒼山がデュードに「なぜ美しいかわかるか?」と問い、その問いに「自由だからだよ」と答えます。
そのラストが意味すること、それは──僕たちは死んだも同然であり、生きいた頃のようなさまざまなしがらみから解放され、自由であるということ。
町の住人たちは管理されているが、人数になることで自由を手に入れたのでしょう。
自由の反対語として「束縛」や「窮屈」が挙げられます。町の外で生きていた時には自由が制限され窮屈だったと思います。
借金で首がまわらなくなったり、夫のDVだったり、彼ら彼女らに自由なんてありませんでした。
それが町に来たことで解放されたのだから、自由になったと言ってもいいかもしれません。
映画『人数の町』まとめ
中村倫也さん主演のディストピア・ミステリー映画『人数の町』は癖のある作品ですが、ハマる人はドハマりしてしまうような物語です。
映画レビューサイトでも5段階中およそ3という評価と、可もなく不可もなくといった感じでした。
ですが、個人的には非常に面白い映画だと思います。
気になっている人はとりあえず観てください。もしかしたら、あなたが観たらすごく面白いかもしれませんよ。自分の目で見て、初めてわかることってありますから。
映画『人数の町』を観るなら

ここまで読んでいただき、「興味が湧いた!」「気になるから観たい!」と思った方も少なからずいるのではないでしょうか。
そこで、映画『人数の町』が視聴できるおすすめの動画配信サービスをご紹介します。

- 人気映画やテレビ番組がお手軽に見放題『Hulu(フールー)』
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比較的頻繁に作品の入れ替わるので、いろんな作品が観られる印象です。
毎月何十本、年間数百本観るような方でない限り満足できる作品数だと思います。